結婚式の前に行われる両家顔合わせは自宅や料亭など、場所にもよりますが大体の3時間くらいの食事会です。
顔合わせの時どんなことを話せばいいのか、悩みますよね。
何も準備していなくて、無言が続いたとなればせっかくの機会ももったいないです。
自分たちはもちろんのこと、自分の親や相手の親も緊張しています。
出来るだけ良い顔合わせにするためにも、あらかじめ話題の準備をしておくと当日余裕をもって顔合わせに挑めますよ。
前もって好まれる話題を用意しておけば、次第に緊張も解け自然に話も盛り上げるはずです。
そして気を付けたいのが、もしかしたら場の雰囲気が悪くなるかもしれないNGな話題。
せっかくの顔合わせですから、気まずい雰囲気になるのは避けたいですよね。
今回の記事は基本的な流れから、顔合わせの時のおすすめ話題、避けたいNGの話題と挨拶の例文を5分ほどで見れるようにまとめたのでぜひ参考にしてくださいね。
目次
基本的な顔合わせの流れ
顔合わせを具体的にどんな流れで進行するのかイメージしておけば、当日グダグダになってしまうなんてことになりません。
事前で夫婦で確認をしておくのがベストです。
基本的な流れは
- 待ち合わせ(到着は5分前が望ましい)
- 男性側の父親によるはじまりの挨拶
- 男性の乾杯の挨拶
- 両家自己紹介
- 食事しながら歓談
- 記念撮影
- 男性側の母親による結びの挨拶、お礼
- 解散
少なくともこのような流れで進行すれば、スムーズに進みます。
ちなみにですが私の場合、特に進行は決めず顔合わせをしたのですが、自然とこのような流れになっていました。
私が何も準備してなかったのに対し、旦那(その時は彼)が自ら進行し、なんだかうまいこと乾杯の挨拶をしていたので「おっ!やるねぇ」と感心したのを覚えています。
到着は早めについてしまっても先に会場に入ってしまうのはマナー違反と思われるかもしれないので、先に到着してしまったらホテルや旅館ならばロビーで待ち、全員がそろってから会場に入りましょう。
好まれるおススメの話題例
会話の最初の入り口にベストな話題から盛り上がる話題までまとめてみました。
もし沈黙になりそう・・・と感じたら、今から紹介する話題をきりだしてみてください。
会話のきっかけになる、天気や季節の話
天気や季節の話は会話のきっかけになる定番ですよね。
さて乾杯も終わって、何を話そうとみんなで顔色をうかがわず、先陣をきって「最近良い天気で春っぽくなってきましたね」など言えば「そうそう春と言えば・・・」という感じで会話も自然に広がります。
二人の子供のころの話
彼や彼女の子供のころの話って気になりますよね。
「〇〇さんのちっちゃい時ってどんな子だったんですか?」なんて聞けば、相手の親も嬉しそうに思い出話をしてくれはず。
当の本人は少し恥ずかしいかもしれませんが、子どもの頃の話は聞いてるほうも話しているほうも楽しい話題です。
地元の話
地元が同じなら共通の話題を話せますし、もし地元が違っていても、「この季節には私たちの地元では〇〇が美味しいんですよ、次来られる時は是非ごちそうさせてください」など会話を広げやすいです。
趣味の話
もし、同じ趣味があれば趣味を話題にすると盛り上がるのは間違いないですし、もし趣味が同じでなくても相手の趣味について質問すれば相手も話してくれます。
結婚式やこれからの二人の話
結婚式の準備や予算の話、実は親たちは密かに気になっています。話題にすれば会話がひろがり、もしかしたら思いもしなかったお互いのすれ違いも見つけれるかもしれません。
避けたいNG話題例
親睦を深めるための顔合わせも、NGな話題で気まずい雰囲気になるのは避けたいですよね。
この話題は自分から話題に出さないのはもちろんのこと、もし相手から話を振られてもあまり詳細に話さないほうがいいかもしれません。
宗教の話
宗教の話題は実にシビアであり、気軽に話題にしてはいけません。それが例え同じものだとしても、少しのズレでわだかまりが出来てしまう可能性が大きいですので、宗教の話は避けるべきです。
お互いの宗教については、意外と事前に確認をしないので、この機会に相手の家の宗教を確認しておくのもいいかもしれません。
政治の話
政治も宗教の場合と同じく、価値観の違いが大きく出るので顔合わせの場で話すのは相応しくありません。
あいさつ例
挨拶を求めらても普段からそういう場で挨拶をすることに慣れていないと、なかなか言葉もスムーズにでてきません。
そして挨拶はあった方が場が締まったり、進行もスムーズに進む場合もありますので、事前に挨拶は準備しておきましょう。
主催者によって誰が挨拶をするのかが違ってきますが、今回は自分たちが主催者側という設定で例文をいくつかご用意しましたので参考までにご覧ください。
始まりの挨拶の例
「本日は、お忙しい中お集りいただきありがとうございます。このような食事会をひらくことができ、大変うれしく思っています。この食事会でお互いの家族の親睦深めていければと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。」
乾杯の挨拶の例文
乾杯の挨拶は手短にするのがベストです。
「僭越ながら私が乾杯の音頭をとらせていただきます、乾杯!」
結びの挨拶、お礼の例文
「本日は両家の親睦を深める場になったこと、とても嬉しく思います。
人生を共に歩んでいくと約束した私たちですが、至らぬ点もまだまだ多いかと存じます。今後もどうか温かくご指導お願いします。本日はどうもありがとうございました。」
まとめ
顔合わせの流れや進行などは事前に夫婦で決めておくことが大事です。
そして話題に困らない為に、「好まれるおススメ話題」と「避けたいNGの話題」を把握してくのがベスト。
仕事でも「段取り八分、仕上がり二分」というように両家の顔合わせもふたりで事前に話し合って準備しておきましょう。