パパママ育休プラス制度を知ろう!公務員は3年も育休がもらえる?!

パパママ育休プラス制度を知ろう!公務員は3年も育休がもらえる?!

パパママ育休プラス制度という育休延長制度をご存知ですか?最近は、ママだけでなくパパも育休が取れるよう、国や企業が動き出していますが、パパママ育休プラス制度の特徴は、なんといってもママが喜んで 働ける環境を作るために必要な制度でもあるんです!

そこで今回は、働くママ必見!パパママ育休プラス制度についてご紹介します。


出産前に要チェック!パパママ育休プラス制度を調べてみよう!

出産前に要チェック!パパママ育休プラス制度を調べてみよう!

パパママ育休プラス制度というのは、平成22年に改正された育休の延長に関する制度のことを言います。ママだけでなくパパも育休を取得できる環境づくりがニュースでも話題ですが、パパママ育休制度の目指すところは、まさに男女問わずに育休を取得することにあります。

通常の育休では、子供が1歳の誕生日になる前の日までが上限とされていますよね。でも実際子育てをしてみると、1歳前後が一番大変!ということに気づく人も多いと思います。

ママとパパがこの大変な期間を乗り越えるために、育休を利用できると考える人も多いと思います。しかし、通常の育休だけではこの期間をカバーすることは難しいですよね。

そこで、パパママ育休プラス制度を知っておくのがおすすめなんです!パパママ育休プラス制度のメリットは、最長で1歳2か月までの育休延長が可能になることです。

パパママ育休プラス制度はパパとママが同じタイミングに育休をとってもいいですし、交代で取るのもOKなので、生活スタイルに合わせた育休を取得することができます。

ただし、パパママ育休プラス制度と言う制度にも注意することがあります。

それは、あくまでもパパとママの両方が育休をとることで期間を延長できる制度のことなので、どちらか1人が取得する場合には当てはまりません。

ここまで説明してみましたが、文字だけではよくわかりませんよね?そこで、どんな場合・ケースに使える制度なのか具体的な例を紹介します!

・OKな具体例①

ママ…産後8週から子供1歳になるその前の日まで育休を取得する。

パパ…子供の1歳の誕生日から1歳2か月になるまでパパママ育休プラス制度を使う。

・OKな具体例②

ママ…産後8週から子供が1歳になるその前の日まで育休を取得する。

パパ…子供が1歳未満時のママの育児休業中から子供が1歳と2か月になるまでパパママ育休プラス制度でお休みを取得する。

・OKな具体例③

ママ…産後8週から子供が1歳になる以前までで育休を使う。

パパ…子供の1歳の誕生日から1歳と2か月になるまでパパママ育休プラス制度でお休みをする。

これだけじゃよくわからない…と言う人は、動画でもチェックしてみてくださいね!

ちなみに、パパママ育休プラス制度を利用する期間中は収入面が不安ですよね。なんと、パパママ育休プラス制度でお休みをしていたとしても、育児休業給付金はもらえるんです!

次の記事では、育児休業給付金の申請方法などを紹介していますのでぜひそちらもチェックしてみてください。

⇒関連リンク:育児休業給付金の申請方法は?子どもができたら要チェック!

保育園落ちた…そんな時はどうなるの?

保育園落ちた…そんな時はどうなるの?

育休を取得しているということは、そもそも仕事に復帰することが前提となっているはずです。しかし、最近は保育園が決まらず泣く泣く仕事を辞めることに…なんてケースもあったりします。

パパママ育休プラス制度を使って休んでいたしていたとしても、上限となる期間は、お子さんが1歳と2か月を迎えるまでなんです。その期間内に保育園が決まらなかったという場合などにはどうなってしまうのか心配になる人もいると思います。

実は、そもそも通常の育休でも1歳6カ月まで延長対応をしてもらえることになっているのですが、パパママ育休プラス制度を使ってお休みすることで、さらに4か月延長の2歳までの延長が可能になるんです!

しかし、保育園は決まらない時は本当に決まらないもので、ギリギリなってとっても焦る人も多いです。そうならないためにも、育休開始と同時に、保育園のチェックを開始することも大切です!

公務員は3年も育休がもらえるって本当?

公務員は3年も育休がもらえるって本当?

公務員には最大で3年間の育休取得が可能であるという話を耳にすることがあると思います。思わず、羨ましいと感じてしまいまう人もいると思いますが、これは本当のことなのでしょうか?

これは実は本当のことで、法律で決まっていることなんです。法律上、公務員の育休は3年以内という決まりがあるため、3年以内の好きな期間を自由に休むことができるうえ、パパママ育休プラス制度を利用して育児に集中することもできるんです。

しかし、公務員の人がまるまる3年間休むかというと、そうでないケースも多いものです。

育児休業給付金はあくまでも月給全額をもらえるわけではないので、家計を考えればいくらでも働いた方が良いと考える人も多いです。

育児休業はあくまでも生まれたばかりの子と触れ合うための期間なので、生活が落ち着いたら働きに出るのも1つの選択肢であることにはまちがないことですよね。


まとめ

・パパママ育休プラス制度なら男女問わずに延長対応にも対応してもらえる!

・保育園に落ちてしまっても最長2歳まで延長ができる!

・公務員は最高3年まで育休が取れるがケースバイケースである!

慣れない育児に心が疲れてしまうママもいると思います。でも、パパママ育休プラス制度があればパパとママの2人で積極的に育児に参加できるため、ママの気持ちの負担を減らすことにもつながります。

とくに2人で育休を取得しようと考えている人は、ぜひパパママ育休プラス制度について学んでみましょう!