赤ちゃんがついついやってしまうおしゃぶりや指しゃぶり。小さいうちはいいのですが、2歳を過ぎてもおしゃぶりが手放せないとか、指しゃぶりがクセづいてしまっているとなると、パパママとしては少々不安に思うこともありますよね。
実際、おしゃぶりや指しゃぶりが、子供の歯並びに影響するという話もよく耳にします。お子さんの将来を考えたら、早いうちに外してあげたいと思うものの、赤ちゃんによってはおしゃぶりや指しゃぶりがないと、眠ることができないというとこともあるため、そう簡単に解決できる問題ではないんですよね。
そこで今回は、多くのパパママが心配に思っている、赤ちゃんのおしゃぶりや指しゃぶりが及ぼす影響や、対処法をご紹介したいと思います!
おしゃぶりや指しゃぶりは歯並びと関係があるの?
おしゃぶりや指しゃぶりを辞めさせたいと考える理由の多くが、お子さんの歯並びです。歯並びが悪くなるから、最初からおしゃぶりを買い与えなかったというパパママも多いと思います。
私も、最初は入眠のためにおしゃぶりを買ってみたものの、本人が嫌がったためおしゃぶりをさせることなく過ごすことができました。しかし、赤ちゃんによってはおしゃぶりがないと眠れないというお子さんも多いと思います。
実際、歯医者さんのホームページや、配布されているパンフレットの中では、長期間のおしゃぶりや指しゃぶりは歯並びに影響する可能性があると紹介されています。例えば、歯が生えてきたにもかかわらずおしゃぶりが手放せないとか、ついつい指しゃぶりが習慣化してしまっている場合は、歯並びやかみ合わせに影響が出やすくなるということです。
おしゃぶりによっては、出っ歯になりづらいおしゃぶり、歯並びに影響しづらいおしゃぶりなども販売されてはおりますが、やっぱり使わないに越したことはないようです。ちなみに、2歳ころまでは歯並びやかみ合わせも治しやすいと言われているため、できるだけ早い段階でおしゃぶりや指しゃぶりをやめさせてあげるのがよさそうです。
おしゃぶりや指しゃぶりをやめさせる方法・対処法は?
とはいえ、歯並びに悪いからおしゃぶりは今日でおしまい!と思っても、急におしゃぶりがなくなることで不安に思ってぐずる赤ちゃんも多いことでしょう。こうなると、なかなかおしゃぶりをやめさせることは難しいことですよね。
そこで、おしゃぶりや指しゃぶりをやめさせるための対処例をご紹介してみたいと思います。まず、簡単にできる方法の1つ目は、ホルダーを外してしまうことです。
なくなると困ると思ったり、落とすと困ると思ったりして取りつけるホルダーですが、赤ちゃんはホルダーがあることで、常にそこにあるものであると認識してしまいます。まずはホルダーを外し、おしゃぶりというものは自分の身の回りに常にあるものではないということを印象付けましょう。
次にやってみることは、別のもので気を引くことです。赤ちゃんがおしゃぶりという存在に気付かないよう、色々なおもちゃやアイテムで気を引いてみましょう。徐々におしゃぶりがない状況を増やすことで、赤ちゃんがおしゃぶりなしでも安定した状態を保つ訓練をすることができます。
さらに、2歳頃のお子さんがおしゃぶりや指しゃぶりが習慣化してしまっている場合には、それはカッコ悪いことであることを教えてあげるのもおすすめです。おしゃぶりや指しゃぶりは、赤ちゃんがすることでお兄さん、お姉ちゃんになったら、おかしいことなんだと気づかせてあげるのもいいでしょう。
ちなみに、私のいとこは長らく習慣化したおしゃぶりを、2歳になったときに目の前でちくび部分を切ったそうです。これでもうおしゃぶりは卒業だよ、という儀式としてやったそうですが、それを機会におしゃぶりをすっぱりやめることができたそうです。
ただしこの方法は、いささかお子さんからしてみたら少々刺激も強い方法ですので、メンタルが強いお子さんの場合には試してみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに、指しゃぶりが治らないお子さんには、苦みのあるオーガニックなマニキュアを試してみるのもいいかもしれません。口に入っても無害なマニキュアを、気づかれないよう指に塗っておけば、自然と指が口に入ることを嫌がるようになります。
ちなみに、Youtubeでもおしゃぶり外しを経験されたお母さんの経験談が紹介されています。お子さんに合った方法を探してみてくださいね!
まとめ
・長期的なおしゃぶりや指しゃぶりは歯並びに影響する!
・おしゃぶりや指しゃぶりは根気強くやめさせる!
・時にはアイテムを使いながらおしゃぶりや指しゃぶりを遠ざける!
おしゃぶりや指しゃぶりは、依存しているお子さんほど遠ざけるのが難しいものです。最初のうちは、ぐずぐずが止まらなかったり、眠れなかったりと不安なことも多いものですが、徐々に状況を赤ちゃんが飲みこめるようになれば、しっかりおしゃぶりや指しゃぶりなしでも生活できるようになります!
ぜひみなさんも、お子さんにぴったりな方法で、おしゃぶりや指しゃぶりを卒業させてあげましょうね!