妹が出産した時のことです。トイレと友達になる勢いで、日々下痢に悩まされていた妹は、あの時それが原因で3キロ近くも痩せたのだと言っていました。
私も子供が1人いますが、私はその真逆で便秘に悩まされてきました。そのため、産後に下痢や腹痛に悩む理由がいまいちわかりません。
しかし、意外と私の妹のように、産後に下痢や腹痛に悩まされているお母さん方って結構いるみたいなんですね!先日、子育ての悩みを相談し合う掲示板を覗いてみたところ、そんな声がたくさんあることに驚いてしまいました。
そこで今回は、私も気になっている産後の下痢や腹痛の原因についてをまとめてみました。今現在、産後の下痢、腹痛にお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
産後の下痢や腹痛はどうしておきるの?原因は何?
妊娠中から産後にかけて、便秘になるっていう話は結構耳にしますよね。特に産後は、授乳によって水分を奪われやすくなりますから、そのせいで便秘になる人も多いと言われています。
しかし、逆に下痢になるというのには一体、どんな理由があるのでしょうか。調べてみてわかったのですが、実は原因は1つではないみたいですので、その原因1つずつを紹介していきましょう。
原因①ストレス
結構多い理由の1つがストレスみたいです。赤ちゃんが生まれたことで、これまでとは生活リズムが狂いやすくなるため、ストレスを抱えやすくなるお母さん方が多くなるとのこと。
ストレスは、自律神経を乱す原因にもなるので、それによって下痢を引き起こすお母さん方も少なくないようです。ちなみに、ストレスによる自律神経の乱れは、下痢とは反対に便秘を起こすこともあるそうです。
原因②水分の過剰摂取
便秘が怖くて水分をたくさん摂っているお母さん方もいるみたいですね。そんな人は、思っている以上に水をたくさん飲んでしまうことで、下痢を起こすこともあるみたいです。
便秘対策に水分摂取は有効的だと言われていますが、下痢になるくらい水分を摂取するのは、あまりよくないので注意しましょう。
原因③骨盤底筋への負担
出産は、あんなに大きな赤ちゃんを外に出すことですので、それなりに色々な器官が傷んでいるのも仕方がないことです。とくに、骨盤底筋という骨盤の下にある筋肉は、ダメージを負いやすい場所なんだそうです。
この骨盤底筋は、尿道や直腸、子宮なんかを支えている筋肉でもあるので、この筋肉にダメージがあれば必然的に排泄にも影響が出るみたいです。ちなみに、骨盤底筋の緩みは、尿漏れを起こすことも!
次の記事では産後の尿漏れはいつまで続くのか、さらに対処法についても紹介しています。産後の尿漏れトラブルに悩む人は、ぜひ参考にしてみてください。
また、Youtubeでも、産後の骨盤底筋のケア方法を紹介した動画があげられているので、こちらも参考にしながらセルフケアをしてみてくださいね!
産後の下痢や腹痛の対処法は?
産後の下痢や腹痛に悩まされるお母さん方のために、対処法についても調べてみました。
生活のリズムを整える
赤ちゃんがいると、なかなか生活のリズムを整えるのは難しいことです。しかし、生活のリズムが整えば、赤ちゃんの夜泣きが減ってぐっすり夜も眠りやすくなります。
ストレスを減らすためにも、生活のリズムをつかんでみましょう!
骨盤底筋や骨盤周りの回復
出産によって骨盤が歪んだり、骨盤底筋にダメージが負った人は、先ほど紹介した骨盤底筋のセルフケア方法を試してみるのもおすすめです。特に産褥期は、骨盤矯正が必要ですから、ぜひ取り組んでみてください!
適度な水分摂取
水分の摂りすぎもまた、下痢や腹痛を起こすことがあります。水分の摂りすぎによって下痢が起きている人は、水分量を少し減らすことも考えてみましょう!
整腸剤
授乳中でも飲める整腸剤はたくさんあります。整腸剤は、便秘でも下痢でも効果を発揮してくれるお薬ですので、続けて飲んでみるのもおすすめ!
ちなみに、私も整腸剤にはお世話になりっぱなしです。有名なビオフェルミンは、「人には人の」でおなじみ。
お子さんからお年寄りまで使える整腸剤です。授乳中ももちろんOKなので、ぜひ使ってみてくださいね。
また、腸内の善玉菌を増やすのに役立つと言われているオリゴ糖もまたおすすめです!粉末タイプのカイテキオリゴは、色々なお料理、飲み物に混ぜやすいうえ、固まらないからとっても便利!
しかも、天然由来の素材を使っているから、赤ちゃんにも使えるぐらい安心して食べることができますよ!
まとめ
・産後の下痢はストレスや骨盤底筋のダメージなどが原因!
・産後の下痢はストレスの軽減と骨盤底筋の回復で対処する!
・産後の下痢には整腸剤やオリゴ糖もおすすめ!
今回紹介した産後の下痢や腹痛の原因は、あくまでも一例です。これらを試してみても効果がない場合には、お医者さんにかかるようにしましょう。
ぜひみなさんも、産後の下痢や腹痛に困らないよう、対処してみてくださいね!