産後の肥立ちって言葉を聞いたことがありますか?私は、この言葉はてっきり、産後太りを解消することを、産後の肥立ちなんだとつい最近まで、恥ずかしながら勘違いしていました。
ちなみに、出産を経験している妹にも聞いてみたところ、妹もまた知らないということでした。おそらく、若いお母さん方の多くがこの言葉を知らないのではないでしょうか。
ちなみに私が、産後の肥立ちの意味を勘違いして覚えている、と気づいたきっかけは自分の出産のときです。産後1か月経った頃の婦人科検診で、産婦人科の先生から産後の肥立ちは大丈夫だね、と言われたことでした。
あれ?私産後太り全然解消できていないけど?と、少々自虐的な疑問を抱きながら健診台を後にしました。その後、どうにもこうにも気になった私は、ついにスマホでその意味を知ることになります。
私のように、産後の肥立ちの意味を間違って覚えていた人、または言葉自体を知らずに過ごしている人も結構いるのではないでしょうか。そこで今回は、正しい産後の肥立ちの意味についてや、正しい産後の肥立ちの過ごし方についてをご紹介します!
そもそも産後の肥立ちってどういう意味?
みなさんも、産後の肥立ちがいいね、とか、産後の肥立ちが悪いと言われたことありませんか?私もつい2~3年前に出産を経験していますが、言われたのは健診の時の1回だけです。
もしかしたら、最近はあまり使われていない言葉なのかもしれませんね。最近は、産後の肥立ちという言葉よりも、「産褥期」という言葉のほうが一般的みたいです。
産後の肥立ちとは、出産後に体が妊娠する前の正常な状態に戻ろうとすることだとのことです。つまり、「産後の肥立ちがいい」は、経過順調であるということ、そして「産後の肥立ちが悪い」とは経過が順調ではないということなんですね!
でも、産後の肥立ちが悪いと、どういうことにつながるんでしょうか。興味があったので、こちらについても調べてみました。
まず、一般的には心身ともに不調をきたすということです。これについてはなんとなくわかりますよね。
でも、それを侮っていてはいけないんです。昔の人は、産後の肥立ちが悪いと熱を出しやすくなり、ひどいと死ぬこともあったそうです。
最近は、医療が発達していることもあり、産後の肥立ちもしっかり管理されているから、そういったリスクも昔に比べれば低くなっているようです。しかし、最近では心の問題を抱える人も多いようで、産後うつを併発する人も少なくないんだとか。
身体の不調をきちんと見極めることも大切ですが、心の状態を見極めることも大切です。例えば、産後に理由もなく悲しくなることがあったり、つらい気持ちになることがある、不安に襲われるといった症状があるときは、無理せず周りの人の協力を得ましょうね!
産後の肥立ちが悪い人はどんなことに気を付ける?
産後の肥立ちが悪い、つまり産褥期の経過が悪い人はどんな生活をするのがいいのかについても調べてまとめてみました。もし、産後の健診で回復がうまくいっていないという人は次の点に気を付けてみてください。
- スマホを使いすぎない!
- 良く寝る!
- ストレスに気を付ける!
昔は、歩かないようにするとか、水に触れないようにするなんて言われていましたが、最近はそれよりも、目を酷使するスマホを使いすぎないようにすることを言われることがあるようです。スマホを使いすぎると、目を酷使するため、目や脳に負担をかけやすくなるんだそうです。
それによって、頭痛や不眠を引き起こすこともあるそうですよ。また、ストレスにも気を付けることが大切だそうです。
産後うつにならないためにも、産後の肥立ちは過ごし方には十分気を付けることが大切なんですね。ちなみに、産後の肥立ちと言われる産褥期は、産褥体操をするのがいいみたいです!
子宮の戻りがよくなるので、おすすめですよ!次の記事では、産褥体操のやり方についてを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
→産褥体操ってどんな運動なの?効果や産褥体操のやり方を紹介!
ちなみに、産褥体操と言っても色々な体操があります。動くのもつらい人は、むくみを解消できる簡単な足首の体操にチャレンジしてみましょう!
次の動画では、むくみに効果的な足首の体操を紹介していますので、産後の肥立ちが悪く動くのもつらい人は、まずはこの簡単な体操からお試ししてみてくださいね!
まとめ
・産後の肥立ちとは産褥期のこと!
・産後の肥立ちが悪いとは回復が思わしくない状態のこと!
・産後の肥立ちが悪い人は心の不調にも気を付けること!
産後の中でも、産後の肥立ちの時期が一番大切な時期です。無理しないよう、自分の心身の調子を確認しながら過ごしてみてください。また、体調が悪いと感じたり、心がつらいと感じた場合は、自分1人で抱え込まずに、色々な人に相談してみましょう。
また、場合によっては専門のお医者さんを訪れることも大切なことです。みなさんも、産後の肥立ちを良くするためにも、産後の生活に気を付けてみてくださいね!